「誰もいない部屋こそ美しい 北欧の画家・ハンマースホイ」

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背を向けて一人、部屋にたたずむ女性。そして誰もいない部屋。沈黙と謎に包まれた小さな絵が今、世界中の注目を集めている。北欧デンマークの画家・ヴィルヘルム・ハンマースホイ(1864~1916年)の世界だ。昨年春、日本で開催されたオルセー美術館展(東京都美術館)では、並みいる印象派の巨匠たちの作品の中、ほとんど名を知られていないハンマースホイの作品が訪れた人々の間で大きな話題になった。
ハンマースホイが生きた19世紀末から20世紀初めにかけて、デンマークは、産業革命によって社会が急速に近代化、人々の暮らしを大きく変えた時代だった。そうした時代の中、ただひたむきに静謐な世界を見つめ、普遍なるものを求め続けたハンマースホイ。その作品は今、なぜ私たちを揺り動かすのか。番組では、画家の故郷であるデンマーク・コペンハーゲンを取材、室内画の舞台となったハンマースホイの家や彼が描いた場所を訪ねるとともに、映画監督の小栗康平さんが、日本で初めてのハンマースホイ展が開かれている東京・上野の国立西洋美術館を訪れ、その魅力の秘密を探る。

出演 小栗康平さん(映画監督) 佐藤直樹さん(国立西洋美術館主任研究員)

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