「千年の花を咲かせたい 小泉淳作・東大寺ふすま絵に挑む」

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日本画家・小泉淳作さん86歳。昨年、5年がかりで取り組んだ大作を完成させた。1300年の歴史を誇る奈良・華厳宗大本山、東大寺本坊のふすま絵だ。皇族などの接待所として使われる重要な建築物であるにもかかわらず、歴史上一度も絵が描かれたことがなかった。かねてからこの空間を飾るにふさわしい画家を求めていた東大寺は、2001年に鎌倉・建長寺の天井画「雲龍図」、続いて京都・建仁寺の「双龍図」(畳108枚分大)と、大作を一人で描きあげた小泉さんに白羽の矢を立てた。
小泉さんは、万物の存在の根源に迫る迫力ある筆致で、厳かに屹立(きつりつ)する山々や、重厚な存在感をたたえる蕪(かぶ)や冬瓜など、独自の生命観を描いてきた。美術団体に属することなく、一人独自の画境を切り開いてきた「孤高の画家」だ。
今回、小泉さんは、東大寺、本坊40枚分のふすまを、桜や蓮(はす)の花々で埋め尽くす作品に挑む。水墨画を得意としながら、初めて描く彩色による大作。そして、迫りくる老い。さまざまな困難と闘いながら、いかにして、永い眠りの中にあった東大寺本坊に生命を吹きこむのだろうか。
番組では、人生を賭して大作に挑む小泉さんの制作風景を、完成・奉納まで5年間にわたって取材。自ら「最後の大作」と語るふすま絵に、生命の炎をたぎらせる一人の老画家の姿を見つめる。る。
出演 小泉淳作 酒井忠康

視聴者の感想など

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