「白洲正子 日本美へ誘う眼」

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日本の美と心を求め、50代半ばから旅に生きた随筆家、白洲正子(1910-1998)。旅情豊かな紀行の中で見つけた仏像や土地々々で守られてきた古面、正子の愛した品々には、日本人の信仰と願いが込められている。そんな美との出会いには、正子が貫いた流儀があった。時代とともに往来が減った小さな集落や、喧騒とは無縁な山間の村を「かくれ里」と名づけ、そこを訪ねることで埋もれた美を見出していったのだ。
明治43年、東京生まれ。4歳から能の世界に没頭していった正子。18歳でアメリカ留学し、帰国後、白洲次郎と結婚した。その後、文芸評論家・小林秀雄や、骨董の青山ニ郎などと交流を深め、独自の審美眼が磨かれていった。
旅を続ける正子は、ある日異変に見舞われる。日中、ほとんど目が見えなくなったのだ。しかし、旅は止めなかった。正子が美に求めたものはなんだったのか。そして晩年、正子は自分の心の中にある美の原点ともいえる存在に辿りつく。
今、生誕100年を記念し、正子が旅で出会った“美”を集めた展覧会が開かれている。正子の旅とはどんなものだったのか、独自に生み出した美意識を辿り、知られざる正子の素顔に迫る。
出演
白洲信哉さん(文筆家・正子の孫)
福森雅武さん(陶芸家)

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