「安宅英一 狂気と礼節のコレクター」

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大阪市立東洋陶磁美術館には、韓国陶磁、中国陶磁の名品が数多く収蔵されている。国宝2件、重要文化財12件を含むおよそ千点の陶磁器だ。かつて日本の十指に入る総合商社でありドラマ「ザ・商社」のモデルにもなった安宅産業の経済力をバックに、天性の審美眼を持った元取締役会長の安宅英一が選びに選んだコレクション。1977年に安宅産業が経営破綻した後、大阪市に寄贈されて美術館が誕生、奇跡的に散逸を免れた。
クラシック音楽の大パトロンとしても知られる安宅英一。集めた陶磁器は、けれんみがなく、心にしみる上品さを備えている。安宅は、どのような「眼」を持ち、どのようにしてこのコレクションを形成したのか。
2007年、安宅の側近として仕えた伊藤郁太郎氏(元大阪市立東洋陶磁美術館館長)が、著書「美の猟犬」を上梓。安宅の収集のドラマを明らかにした。そこからは、安宅が作品に狙いを定める様子、策をめぐらして手に入れようとする執念、名品に対する礼節の姿勢が浮かび上がる。
不世出のコレクター安宅英一。その収集の物語とともに、名品の数々を紹介する。
出演
林屋晴三さん(菊池寛実記念智美術館館長)

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