「野心と孤独と情熱と 画家たちの“二十歳”」

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厚紙で作られた高さ170センチの男の像。革ジャンを着て髪はボサボサ。海外でも高く評価されている現代美術家、 大竹伸朗が、二十歳になる直前に作った初めての立体作品です。
「麗子像」で知られる近代洋画の巨匠・岸田劉生は若き日、自らの画風に迷い苦しみながら「自画像」で自分自身と向き合うことで、 唯一無二の表現をつかもうとしていました。そして夭折(ようせつ)の画家・村山槐多(かいた)は、二十歳のある出来事をきっかけに、 がらりと作風を変えました。いったい何があったのでしょうか?

明治から現代まで、「画家たちの二十歳の原点」展が全国の美術館を巡回して開かれています。54人の画家たちの“二十歳前後の作品” が一堂に会する展覧会。若さゆえに、己の未熟さに苛(さいな)まれ、既存の価値観と衝突しながら、もがき苦しんだ日々。だからこそ、 生み出された作品は、瑞々(みずみず)しさとほろ苦さに満ち、時代を超えて観る者の胸を打ちます。

番組では、歴史に名を残す画家たちの若き日の作品から、それぞれの二十歳の物語を浮かび上がらせ、“創作の原点”を探っていきます。

出演 木本文平さん(碧南市藤井達吉現代美術館館長)

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