「工芸・温故知新!」

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今、これまでに見た事のないような工芸作品が生まれている。
外国人の注文に応えて作られた蒔絵の聖杯。カラフルな色とユニークな形の美濃の茶碗(わん)。極細密で3Dアニメーションを思わせる有田焼。一見すると、奇を衒(てら)うようなインパクト。しかし作家たちはみな、古典に範を取り真摯に工芸と向き合っている。

そんな工芸の新しい動きをとらえ、金沢21世紀美術館で展覧会が開かれている。キュレーターをつとめる館長の秋元雄史さんは、2007年に「工芸の町・金沢」の美術館館長に就任して以来、作家たちの新しい動きを実感してきた。
「作家が作りたいものを作る」のではなく、使い手の注文を受けてやりとりしながら制作する作家がいる。
伝統的な技法をそのまま受け継ぐのではなく、「そもそも、自分がやっている技法はどういうものなのか」を一から知った上で制作に当たろうとする人も。
「作家の多くは、一旦日本文化が壊れたあとで育った世代。外国人が見るような自由で新鮮な目で工芸を見ているのではないか」(秋元さん)

番組では、その展覧会「工芸未来派」に選ばれた3人の作家の創作の現場を取材。
漆芸家・北村辰夫(石川・輪島)が復活させた、江戸時代のような分業制度。
陶芸家・桑田卓郎(岐阜・土岐)が大胆に翻案する、茶陶の世界。
陶芸家・葉山有樹(佐賀・武雄)の超絶技巧の有田焼を支える、古今東西の“文様”に関する研究。
工芸の最前線で続けられている挑戦に迫る。
出演 秋元雄史 林屋晴三 葉山有樹 桑田卓郎 北村辰夫 小山登美夫

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