「琉球の心を染める~紅型・守り継がれる悠久の美~ 」

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南国らしい色彩が踊る沖縄の染め物、「紅型」。琉球王朝時代に生まれたとされ、王族や貴族などの衣装として発展した。その特徴は、多彩な「柄」。鳳凰(ほうおう)など中国由来の柄がある一方で、日本でしか見られない桜や梅の文様もあり、海上貿易で栄えた当時をしのばせる。もうひとつの特徴は、強烈な「色彩」。南国の日ざしにも負けない強い色を出すために周辺国から手に入れた顔料を使用し、独特の色彩が踊る。今回、本土復帰40周年を記念した展覧会で、国宝をはじめとする18~19世紀の名品の数々が公開される。
しかし、紅型は、かつて消滅の危機にさらされた。明治維新後の廃藩置県で琉球王朝が終えんを迎えるとともに衰退。さらに太平洋戦争で、貴重な型紙や道具のほとんどが失われてしまった。そうした中、紅型を救ったのは、職人たちの執念だった。わずかに残された型紙や手作りの道具で、工房を再開。戦後は、柄に、沖縄ならではの植物や生き物を取り入れるなど、進化を遂げながら、その伝統は守り継がれている。
番組では、モデルの知花くららさんとともに、歴史ある工房を訪ねる。知花さんは沖縄出身だが、紅型の制作作業を見るのは今回が初めて。沖縄の美と心を発見していく。
出演 知花くらら 城間栄順

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