「水墨で今を映す ~アーティスト 王子江(おうすこう)の世界~」

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山紫水明や花鳥風月がおもな題材の水墨画にあって、「今」を生きる人間や営みを描く中国人の水墨アーティスト、王子江、54歳。30歳で来日し、以降日本を拠点に制作活動を行う。王は、伝統的な水墨画の技法に洋画の技法を取り入れた独特の作風で、祖国中国はじめ世界各地で高い評価を受けている。長さ100メートルという前代未聞の障壁画がライフワーク。大自然のエネルギーを表現した「雄原大地(ゆうげんだいち)」や、仏教を通じて日中の交流の歴史を描いた「聖煌(しょうこう)」など壮大なテーマに挑んでいる。一方、改革・解放後、豊かになった中国の人々の食事風景を描いた「人生楽事(じんせいらくじ)」やイラク戦争を題材にした「来自戦争(らいじせんそう)の報道」など、墨と筆が生み出す多彩な表情と光と色彩を駆使して、「今」を切り取り、水墨画の常識を打ち破る作品を次々と発表している。今年、王は、東日本大震災の被災地を訪れ、地元の人々に出会い感じた悲しみ、夢、希望を描いた。そして、被災地の子どもたちと、長さ20メートルの巨大な和紙に、絵を一緒に描く新たな試みに挑む。その制作の現場を密着ドキュメントしていく。
出演 王子江さん(水墨アーティスト)

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