「画家 安野光雅 「雲中一雁」の旅」

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「雲中一雁(うんちゅういちがん)」。
今年86歳になる安野光雅さんは、この言葉が気に入っている。「雲の中で群れに遅れたのか、はぐれたのか、一羽の雁が飛んでいく。絵描きの自分もそんなもんかなと」。
「絵のある自伝(2011)」より
1968年、絵本「ふしぎなえ」でデビュー。以来、絵画、絵本、装丁、エッセイなど、多彩な活躍を見せる安野さん。いま、ライフワークともいえる「旅の絵本」シリーズの日本編に取り組んでいる。世界各地を旅しながら描いた「旅の絵本」シリーズは、1977年出版の第1巻、中部ヨーロッパ編からはじまり、イタリア、イギリス、アメリカ、中国などすでに7冊にも及びロングセラーとなっている。今回の日本編は、故郷の島根県津和野で過ごした子どものころの風景である。田植え、草取り、刈り入れなどの農作業、美しい日本の四季や祭りなど、普通の日本人の暮らしの物語。
安野さんの創造の原点、ふるさと津和野での制作に密着。ペンによる下絵から始まり、彩色、完成までをじっくりとドキュメント。安野さん自身による「絵のある自伝」の朗読、旅をともにした司馬遼太郎とのエピソードなどを交え、新作「旅の絵本 日本編」に寄せる思い、創作の神髄に迫る。

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