「GAMANの芸術 戦時下に刻まれた不屈の魂」

2010年、アメリカ・スミソニアン博物館で『THE ART OF GAMAN』と題する異色の展覧会が大きな話題を集めた。展示されているのは、太平洋戦争さなか、アメリカ各地の強制収容所に送られたおよそ12万人の日系アメリカ人たちが、厳しい収容所生活の中で作り出した日用品や工芸品の数々だ。材料はゴミ同然のブリキや木切れ。絶望のどん底に突き落とされながらも、爪に火をともすような“創意工夫”と“知恵”で作ったものだ。
それらに宿るのは、絶望のどん底に突き落とされた日系人たちの、不屈の精神=“GAMAN”だ。
強制収容開始から70年の今年、この「GAMAN展」が、東北の被災地を含む日本各地を巡回する。砂漠の収容所で、それらはどのようにして生まれたのか。遺族たちの貴重な証言から、生きる勇気と尊厳を失わなかった日本人たちが作り上げた美の世界に迫る。
出演
倉本 聰さん(脚本家)

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