東北に届け 生命の美 ~アメリカ人コレクター 復興への願い~

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3月、東北に、江戸絵画の傑作の数々がやってきた。仕掛人は、世界屈指のコレクター、アメリカのジョー・プライスさん(83歳)。「被災した人々に少しでも幸せを取り戻してほしい」との想いが、復興支援の画期的なプロジェクトを実現させた。
プライスさんは1000点以上の江戸絵画を所蔵。中でも目を引くのが、個人としては世界最大の若冲コレクションだ。近年の一大若冲ブームのきっかけを作り、その審美眼は専門家も一目置くほどだ。
日本人を妻に持ち大の日本通のプライスさん。一昨年、アメリカのテレビニュースで震災の様子を目の当たりにし、放心状態になる程強いショックを受けた。そして数週間後、テレビで、泥のなかで咲いた梅の花を見て、その美しさに、こわばった身体が自然とほどけていくのを感じた。そして「祖先が生み出した美が、被災者の人たちの心を慰め、わずかでも支えになってくれれば」と、コレクションの里帰りを思い立った。
展覧会は半年をかけて仙台、岩手、福島を巡回。江戸絵画の傑作100点が公開される。プライスさんも展覧会に合わせて来日。会場で名品の数々を紹介してもらいながら、江戸絵画に秘められた“人を勇気づける美の力”を伝える。
出演 江戸絵画コレクター ジョー・プライスさん

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