「そこにある永遠 アントニオ・ロペス」

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超絶的な技巧と鋭い観察眼で、空間の匂い、そして時間の移ろいさえリアルに描き出すといわれる画家がいる。アントニオ・ロペス、77歳。現代のリアリズム絵画を代表するスペインの巨匠である。
ロペスは1936年、スペインの地方都市に生まれた。画家だった伯父に才能を見いだされ、14歳の時、ピカソも通ったマドリードの名門美術アカデミーに、最年少で入学する。ベラスケスを始めとする、まっすぐに本質をえぐり出すスペイン・リアリズムに強い影響を受けながら、常に実験的な表現を模索してきた。代表作「グラン・ビア」は、朝日に照らされたマドリードの町並みに神秘的な美しさを感じ、毎年夏の朝6時半から20分だけ筆を入れ、7年をかけて完成させた執念の大作だ。
番組では、日本で初めて行われる個展に合わせ、初来日を果たしたロペスにインタビュー。スペインでの制作風景を取材した貴重な映像とともに、圧倒的なリアリティに秘められた独自のリアリズムの世界をひもとく。
出演
アントニオ・ロペス(画家)
木下亮さん(昭和女子大学教授 スペイン美術史)

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