「“赤”に染めた心の風景 ~日本画家・奥田元宋~」

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歴史に名を残す画家たちの作品が残されている京都、銀閣寺。ここに、燃える様な真っ赤な山が鮮やかに描かれているふすま絵の大作がある。描いたのは日本画家、奥田元宋(げんそう 1912〜2003)。四季が見せる美しい自然の風景を「心の目」でとらえ、生涯、独自の赤を追い求めた。時に穏やかで幻想的、時に力強く鮮烈な赤は「元宋の赤」と呼ばれている。
転機が訪れたのは1974年。36年連れ添った妻、龍子さんが亡くなった。筆も持てないほどしょうすいしていた元宋であったが、やがて全国を写生してまわるようになる。そして次の年に描き上げたのが山梨県昇仙峡の紅葉を表した『秋嶽紅樹』。画面いっぱいに広がる真っ赤な山が、燃えるような炎に見える荒々しい絵。それまでの画風とはまったく違うものだった。そこから、元宋の作品は赤が基調となっていく。
元宋は赤にどのような思いを込めたのか。
元宋の故郷、広島県三次市にある「奥田元宋・小由女美術館」を訪ね、傑作の数々を堪能。秘蔵のスケッチや、関係者の貴重な証言を交えながら、画家・千住博さんと「元宋の赤」が生まれた秘密に迫る。
出演
千住博さん(日本画家)
奥田小由女さん(人形作家)
村上勇さん(奥田元宋・小由女美術館館長)

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