「永遠の異邦人~藤田嗣治・知られざる実像~」

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1913年、一人の青年が単身パリに渡った。後に“乳白色の肌”の裸婦像で、パリ画壇の頂点に登り詰めた画家・藤田嗣治だ。夜ごと街へ繰り出し、芸術家たちと大騒ぎ。奇抜な言動で注目を集め、周囲からはお調子者を意味する“フーフー”と呼ばれた。藤田はいかにして成功をつかんだのか。戦後フランスに帰化し、日本との関係を断ったこともあり、その詳細はわかっていなかった。ところが去年、日本に残した妻に宛てた大量の書簡が公開された。そこには、隠された葛藤と、画家としてパリで生き残るための戦略が赤裸々につづられていた。
今回は、去年秋にリニューアルオープンした秋田県立美術館を訪ねる。迎えてくれるのは、藤田が描いた幅20メートルに及ぶ壁画「秋田の行事」。そして展覧会場には、パリへ渡ってから大成功を収めるまでの傑作が並ぶ。手紙と、日本初公開の作品などから、フランスと日本の狭間に生きた異邦人、藤田の実像に迫る。
出演
齋藤孝さん(明治大学教授)

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