「世紀末 祈りの理想郷~ピュヴィス・ド・シャヴァンヌ~」

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19世紀フランスを代表する画家、ピュヴィス・ド・シャヴァンヌ(1824~1898)。パリ市庁舎やパンテオン、ソルボンヌ大学など、フランス各地に数々の壁画を描き、国民的な画家として歴史に名を残している。
シャヴァンヌが画家として活躍していた時代、フランスは、普仏戦争によって国家的な危機に見舞われた。その中で、シャヴァンヌは、未来への希望を託した理想郷を描き、多くのパリ市民を勇気づけた。
そしてその絵は、若きピカソが壁画を見るために通いつめたというほど、後の前衛的な画家たちに大きな影響を与えた。当時の主流だった伝統的な写実にあえて則らず、淡い色彩と平面的な画面構成で独自の画風を探求。深い精神性をたたえる世界を生み出した。
小説家の原田マハさんは、自身の小説で、読者を物語の世界に誘い込む冒頭のシーンにシャヴァンヌの絵を登場させた。3年前まで日曜美術館の司会を務めた政治学者の姜尚中さんは、シャヴァンヌの絵に、現代に通じる深いメッセージを読み取る。時代を超えて輝きを放つシャヴァンヌの魅力に迫る。
出演 原田マハさん(小説家)
姜尚中さん(政治学者)
エメ・プライスさん(美術史家)

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