「ベルサイユにアートの虹を架ける~李 禹煥の挑戦~」

世界的に活躍するアーティスト、李 禹煥(リ ウファン)78歳。ことし6月からフランス・ベルサイユ宮殿で巨大な彫刻作品による個展が開催されている。年に一度、ひとりのアーティストを招聘(しょうへい)し、その作品を展示する大規模なアートプロジェクト。7回目のことし、選ばれたのが、李 禹煥である。
韓国の山村で生まれ、20歳で来日。戦後日本の前衛グループ「もの派」を代表するアーティストとして、日本の現代美術をけん引してきた。これまで「出会い」というコンセプトによる、鉄板と石を組み合わせたシンプルな抽象作品で知られている。

ベルサイユ宮殿の庭園に、今回、展示した作品はステンレス、鉄、石を使った桁外れのスケールの新作10点。宮殿の前に、虹のように高々と弧を描く高さ12メートルの「ベルサイユのアーチ」。北斗七星をイメージした鉄板と7つの石による作品「星の影」。緑の並木道で向き合う鉄と石「対話Z」。番組では、ベルサイユでの大規模な作品設置の様子、完成した作品、また、瀬戸内海の直島にある「李 禹煥美術館」でのインタビューなどを交え、李芸術の神髄に迫る。
出演
安藤忠雄さん(建築家)
建畠晢さん(美術評論家)
村上隆さん(アーティスト)

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