「銀行頭取 陶芸を革新せり~川喜田半泥子~」

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「東の魯山人 西の半泥子」。昭和初期、当時絶頂にあった北大路魯山人と並び称された、川喜田半泥子(かわきた・はんでいし/1878-1963)。近代陶芸の父とも評され、3万とも5万とも言われる作品を残しながら、生涯売ることはなかった男。彼の本業は、三重の銀行の頭取だった。

伊勢の豪商の家に生まれ、陶芸は、40代で始めた”趣味”。
時代は明治・大正・昭和の激動期。実業においては金融恐慌、取り付け騒ぎなど、荒波をかいくぐりながら、半泥子は、自宅に作った登り窯から数々の傑作を生み出す。

目指したのは、日本各地で個性的な焼き物が次々に生まれた、陶芸の黄金期「桃山時代」の茶陶。昭和初期、日本の陶芸界はガラス製品や大量生産の波に押され、停滞していた。半泥子は志を同じくし、後に人間国宝となる陶工たちとともに会を結成。彼らが近代陶芸へと向かう手助けをし、精神的リーダーとなる。

偉大なる素人、究極の趣味人、川喜田半泥子の作品と生涯を、貴重なホームムービーの映像を交えながら、ひも解いて行く。
出演 千宗屋さん(茶人)

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