「奄美の森に抱かれて~日本画家 田中一村~」

日曜美術館

今年生誕110年を迎えた日本画家・田中一村。50歳のとき奄美大島の自然に魅せられて移り住み、その風土を鮮やかに描き出した。そんな田中一村の画業の足跡をたどる。

明治41年に生まれた田中一村は、彫刻家だった父親の手ほどきで絵を学び、8歳のころから神童と呼ばれた。優秀な成績で東京美術学校に入学するが、病気や教育方針の違いから辞め、自分独自の世界を切り開いていった。特に旅で九州を訪れ、南国の自然に魅せられ、それが奄美大島に渡るきっかけとなった。奄美では木々や生き物すべてに神が宿るという信仰があり、彼の画風は森に抱かれるような心象風景にまで昇華していった。

【ゲスト】美術評論家…大矢鞆音,【司会】小野正嗣,高橋美鈴

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