「遺(のこ)された青春の大作~戦没画学生・久保克彦の挑戦」

2018年12月14日

昭和17年23歳の画学生が大作を描いて卒業、2年後に戦死。東京美術学校図案科の久保克彦である。彼が遺した7メートル超の大作「図案対象」は今何を語りかけてくるのか

東京芸術大学に一つの巨大な卒業作品が遺(のこ)されている。幅7メートル超の絵画「図案対象」。作者は久保克彦。昭和17年23歳で卒業、2年後中国大陸で戦死した。描かれた大作は、戦時下とは思えない現代絵画を先取りした前衛芸術的な表現に満ちていた。久保は戦死する命運を担いながら美の探究の総括として描いたのである。久保の大作は今何を語りかけてくるのか。戦争を実感できない、若い世代も参加して読み解いていく。

【出演】東京芸術大学教授…佐藤道信,アーティスト…会田誠,黒田和子,【司会】小野正嗣,高橋美鈴

番組