「“決闘写真”を撮った男 林忠彦」

太宰治、坂口安吾、川端康成、谷崎潤一郎…日本を代表する作家たちの人物写真を撮り、素の姿を巧みに切り取った写真家・林忠彦。被写体に“決闘”を挑み続けた生涯に迫る。

今年生誕100年を迎えた林忠彦は、作家の懐に入り込み、数多くの人物写真をものにした。戦後、林がカメラを向けたのは市井の人々だった。復興に向け、たくましく歩む日本人の姿を写した写真には、林の優しい眼差しが満ちている。後半生、取り組んだのは風景写真。風景の中にも、かつてその場所に息づいていた人々の暮らしや営みを感じさせる写真に挑んだ。昭和の時代、生涯をかけ、「人間」を写した林。その哲学を紐解く。

【ゲスト】写真史家…金子隆一,写真家…坂田栄一郎,【司会】小野正嗣,高橋美鈴

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