「異端児、駆け抜ける!岸田劉生」

2019年12月29日

フランスの印象派に憧れた大正時代の画壇で、ひとりデューラー風の肖像画を描き続けた異端児がいた。岸田劉生。現代画家の会田誠さんが<意識高い系>画家・劉生を語る。

日本美術史上、最も有名な少女・麗子。岸田劉生が何度も描いた愛娘7歳の肖像「麗子微笑」は、謎のほほえみを浮かべている。また静物画では、果物の配置や色つやに、ただならぬ気配が漂う。そして何の変哲もない“坂道”は、今にもこちらに迫ってきそうな迫力。岸田劉生が描くと、いつも何かがヘン。劉生は日本の洋画家の中で飛びぬけて<意識が高い><理想が高い>と語る現代画家の会田誠さんとともに、劉生の真の姿に迫る。

【ゲスト】現代美術家…会田誠,東京ステーションギャラリー 学芸室長…田中晴子,【出演】アーティスト…山内崇嗣,修復家…土師広,東京国立近代美術館 主任研究員…都築千重子,画家…塩谷亮,【司会】小野正嗣,柴田祐規子