「自分が感じたものが尊い~山本鼎と児童自由画運動~」

2020年5月3日

日本の美術教育を変えた版画家・山本鼎。100年前、手本を写すことが評価された時代に、子どもの自由な感性を尊重する児童自由画運動を興す。社会を動かした思いとは?

木版の彫り職人だった山本鼎。自分の感性を自由に表現したいと芸術家の道へ。留学中、モスクワで目にした子どもたちのいきいきとした絵に衝撃を受ける。当時日本の美術教育は、手本を「よく写す」ことが評価され、創造性は求められなかった。そこで鼎は美術教育を変えるべく「児童自由画運動」を興す。展覧会の企画、自ら美術教師になるなどして“大人たち”と対峙した。自由な感性で描くことの大切さを訴え続けた鼎の半生を追う。

【出演】上田市立美術館 学芸員…小笠原正,【司会】小野正嗣,柴田祐規子,【声】平井啓二,坂口哲夫