新日曜美術館

明治から大正にかけ、日本画の世界は大きく様変わりしていった。京都で日本画革新運動の中心にいた土田麦僊は、大正10年にヨーロッパに留学。西洋画の技法を習得するとともに遠近法を学ぶ。若いころから女性美にあこがれていた麦僊は、女性を描いてい ...

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15世紀末、世界は終焉を迎えるという不安がヨーロッパを満たしていた。ネーデルランド(現在のオランダとベルギー)の画家の家系に生まれたヒエロニムズ・ボス。彼の目には、世の中が魔物のわき出るタガの外れたものだと映った。ボスの代表作「快楽の ...

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1985年、38歳という若さでこの世を去った画家有元利夫。岡山県で生まれ、東京の下町・谷中で育った彼は東京芸術大学へと進む。その彼に転機が訪れたのは大学2年のとき。旅行先のヨーロッパで出会った数々のフレスコ画に強い衝撃を受け、自身の求 ...

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1941年に発覚したスパイ事件「ゾルゲ事件」に連座し、40才の若さ
で獄死、日本の画壇からも忘れ去られた未完の画家・宮城与徳。激動の時
代に生き、スパイ事件の陰惨なイメージとは裏腹の穏やかでやさしい孤独
感を漂 ...

新日曜美術館

今年11月に文化勲章を受章した、歴史画と古画の再現で知られる、守屋
多々志さん(89歳)は「日本院展」最高齢の日本画家である。守屋さん
が70年に渡って淡々と描き溜めてきた絵日記の数は2万5千枚に上る。
四季の ...

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「アレクサンダー・カルダー展」が千葉県佐倉市の川村記念美術館で開か
れている。アレクサンダー・カルダーは、彫刻は動かないというギリシャ
彫刻以来の固定観念を打ち破った、明るいアメリカ人芸術家である。彼の
作品の ...

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イタリアのベネチアで開かれたバルテュスの展覧会から、彼の美術を紹介
する。バルテュスはパリに生まれ、今年2月、92歳で亡くなるまでに、
生涯に描いた作品は320点、1作に10年もかけたこともあるという。
「作品 ...

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大正、昭和の日本洋画のモダニズムの先頭をきっていた二科会。画家・東
郷青児は、その二科会の戦後のリーダーであった。大正5年、第3回二科
展に初入選、19歳の若さで二科賞を受賞した東郷。その後パリへ留学し
近代ヨ ...

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大胆な画面構成と強烈な明暗のコントラストで表現する女性画家アルテミ
ジア・ジェンティレスキ。彼女の作品は、フィレンツェのウフィーツィ美
術館をはじめ欧米の美術館に多く残っている。17世紀のイタリアで、女
性が画 ...

新日曜美術館

常に国際的な活躍を続けてきた版画家・斎藤清。去年11月に亡くなる直
前まで、新たなる造形への挑戦を意欲的に続けていた。斎藤は福島県会津
で生まれ、少年期を北海道で過ごした。画家を志して上京し独学で油彩を
学んだ ...

新日曜美術館

生涯を放浪と、仏像を彫り続けることに費やした江戸中期の修行僧・木喰
(もくじき)。無数の仏像を残し、93歳のとき旅先で消息を絶った。だ
が、新潟をはじめ全国各地に残されている素朴な仏像は、木喰の貧しい人
たちへ ...

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栃木県鹿沼市の中心を貫く黒川のほとりにある川上澄生美術館。木版画の詩人といわれる川上澄生の2000点に及ぶ作品をを所蔵している。川上澄生は英語教師のかたわら木版画を製作した。恋慕の情を自作の詩に託し絵と詩を一つの画面に融合させた木版画 ...

新日曜美術館

死の恐怖と不安を描き続けたノルウェーの画家エドワルド・ムンク。
その代表作「叫び」は1点だけではなく、何度も繰り返し描かれていた。
リトグラフ、パステル、油彩などの技法を変えて描かれた5点のバリエー
ションを分 ...

新日曜美術館

今回は尾形光琳の大作「紅白梅図屏風(ビョウブ)」を取り上げる。画家
と光琳の研究者が、紅梅と白梅の間を川が流れるこの作品の歴史をたどり
いろいろな視点から、この絵が傑作であるゆえんを検証する。研究者は新
しい発 ...

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美術史上、初めて描かれた微笑む肖像「モナ・リザ」。未だ解き明かされ
ていない最大のテーマは、「彼女は何故微笑んでいるのか?」謎の微笑み
と言われるその表情を多面的に読み解き、知られざるダ・ビンチに迫る。
アート ...